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蝶々と甘い蜜。
第2章 契約
「結婚がゴールじゃないし、幸せとは限らないんだけどさ。私はさ、結婚相手のこと好きだけど、好きで好きでたまらないかって聞かれるとよくわからないのよ。」
「え?」
「ただ、この人とずっとおじいちゃんおばあちゃんになっても暮らしていけるって自信はある。結婚ってこんなもんかなって……ただ。」
「ただ…?」
「あんたを見ていると羨ましくも思えるよ。そんなにも誰かのことを好きになれたら…って。あんたは好きかわかんないって言ってたけど、彼の話をするときのあんたはいつも艶っぽい表情している。だから…そんなに好き人と結婚できたら、どんなに幸せなのかなって思ったりしてさ…。」
確かに彼以上の人はいないというぐらい
彼にのめりこんでいる。
彼がたとえどんな形であったとしても
またカラダを重ねることができるのであれば、それでいい。
「え?」
「ただ、この人とずっとおじいちゃんおばあちゃんになっても暮らしていけるって自信はある。結婚ってこんなもんかなって……ただ。」
「ただ…?」
「あんたを見ていると羨ましくも思えるよ。そんなにも誰かのことを好きになれたら…って。あんたは好きかわかんないって言ってたけど、彼の話をするときのあんたはいつも艶っぽい表情している。だから…そんなに好き人と結婚できたら、どんなに幸せなのかなって思ったりしてさ…。」
確かに彼以上の人はいないというぐらい
彼にのめりこんでいる。
彼がたとえどんな形であったとしても
またカラダを重ねることができるのであれば、それでいい。