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蝶々と甘い蜜。
第2章 契約
自分が今まで会ったことはない、
ううん、これから会う予定などないぐらい
すごい人だ。
そんな人が目の前にいると思うだけでも緊張してしまうのに
彼の鋭い目つきと胸元に刺さっている青いバラに
吸い寄せられて…身体が勝手に彼へ近づいてしまった。
「結衣!」
あとから智美から聞いた話
あの日の私は、彼の胸元に刺さっている青いバラに吸い寄せられている
蝶々のようだったと……。
言葉では言い表せないこの気持ちは
他の人には理解できないだろう。
ひと目会った時から胸が締め付けられる。
これが、俗にいう『ひと目ぼれ』なのだろう。
ううん、これから会う予定などないぐらい
すごい人だ。
そんな人が目の前にいると思うだけでも緊張してしまうのに
彼の鋭い目つきと胸元に刺さっている青いバラに
吸い寄せられて…身体が勝手に彼へ近づいてしまった。
「結衣!」
あとから智美から聞いた話
あの日の私は、彼の胸元に刺さっている青いバラに吸い寄せられている
蝶々のようだったと……。
言葉では言い表せないこの気持ちは
他の人には理解できないだろう。
ひと目会った時から胸が締め付けられる。
これが、俗にいう『ひと目ぼれ』なのだろう。