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蝶々と甘い蜜。
第2章 契約
「私は自分でするのは全く感じない。だからといって、妻以外の女性を抱くには抵抗がある。それで10年出さずに過ごしてきた。」
「10年!?」
か、身体に悪そう…
毎日だって出す人いるのに。
「少しでも癌のリスクを減らすために出したほうがいいと思った。実際医者にも勧められている…私が今病に倒れてしまったら、従業員たちを路頭に迷わせることになるかもしれない。だから、少しでもリスクのあるものは排除したいんだ。」
「それは…………そうかもしれませんけど。」
「君からしたら不快な申し出だろう。だが……三島グループのことを考えて苦渋の決断をしたんだ。だから、君に決めてほしい。どうしたいかを。」
「わ、私は……愛人だなんて……」
「愛人ではない。私は君に感情を持たないし、君にも私のことを想ってもらわなくていい。君に恋人ができたっていい。」
「……冷たいこと言うんですね……。」
「10年!?」
か、身体に悪そう…
毎日だって出す人いるのに。
「少しでも癌のリスクを減らすために出したほうがいいと思った。実際医者にも勧められている…私が今病に倒れてしまったら、従業員たちを路頭に迷わせることになるかもしれない。だから、少しでもリスクのあるものは排除したいんだ。」
「それは…………そうかもしれませんけど。」
「君からしたら不快な申し出だろう。だが……三島グループのことを考えて苦渋の決断をしたんだ。だから、君に決めてほしい。どうしたいかを。」
「わ、私は……愛人だなんて……」
「愛人ではない。私は君に感情を持たないし、君にも私のことを想ってもらわなくていい。君に恋人ができたっていい。」
「……冷たいこと言うんですね……。」