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蝶々と甘い蜜。
第2章 契約
「これはビジネスだ。三島グループの未来を救うビジネス。だから、それなりの対価を君に払うんだ。」


最初は、愛されもしないなんて
馬鹿にされているって思った。
だけど、ビジネスだと言われると…自分のことをそれだけ求めてきてくれることに
ほんの少し、ほんの少しだけ、嬉しくなった。


「返事は急いでいない。だから、ゆっくり考えてほしい。」


ずっと跪いている三島が私の右手をそっと握ってきて
三島の体温が伝わってくる。
表情や言葉が冷たく感じる時もあるけど
ただひとりの女性を愛して、何千人という従業員の生活を背負っている
哀れな男性なのかもしれない。


「君が望むものは何だってあげよう。契約をしてくれるのであれば…」


「それは……私がカラダを差し出すという契約ですか?」


「……愛を求めないという契約だ。私も、君もお互いに。」


「……もし、あなたの愛が欲しいと言ったら?」











「その時は、別れの時だ。」
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