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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第35章  邪心の潔白
  


「な、なんですって?」


「いいか。ちゃんと伝言しろよ。さぁ、行こうか・・・〝黒髪の乙女〟。」


「待てっ!!娘をどうするつもりだ!!」


「待ちなさいっ!!」


 叫んでも遅かった。抱えられた身体がフワッと浮いたかと思うと敷地の外に停められた車に押し込まれた。


「珱月っ!!」

「珱月さまっ!!」


 母とメイドの叫び声が最後に訊こえた。


 》 》 *


「おはようござます、ミエリアさま。お加減は、いかがですか?」


「こんな狭くて暗い部屋に入れられて〝良い〟とでも思うの?」


「これは、朝から手厳しいですね。しかし昨夜もお話し致しましたがこうなったのには、理由がございますしご自分が重々承知であると思いますが。」


「ふふ、なんのことかしら。私に非は、ないハズよ。」


 ハッキリと答えたやった。


  
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