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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第37章 身勝手な贖罪
「全く。どこまでもイライラさせてくれる!」
「痛・・・・・・っ」
乱暴に蜜道を擦り上げられて痛みが強く身体を駆け巡る。シーツを握り締めてソレに耐える。
「償え!ミエリアに!!」
ギュプッ グジュッ 牡は、ナカを傷付けるのを相変わらず厭《イト》わない律動を繰り返す。
痛みが走り意識が遠退きそうになる。
「さぁ、〝黒髪の乙女〟。」
「・・・・・・?」
「口を開け。」
「な、・・・・・・っ」
「いいから、開けよ。」
ノドを掴まれ恫喝されて言うことを訊いた。
「ん゛っ?!!」
「飲み込め!!」
「んっ、・・・ぅン」
口を手で塞がれて〝なにかを〟呑み込まされた。
「さぁ、〝子作り〟・・・しようか。」
「?!!」
男の言葉で絶望に襲われた。
間違った愛と正義と・・・。