この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ソレは、そっと降り積もる・・・。
第7章  婚約のお墨付き
  


 自分が彼に不釣り合いなのは、重々承知だ。しかし面と向かって言われるとやっぱり傷付く。
 本気でもないし〝好き合って〟いる訳でもないのに・・・。


「いいえ。
 俺のフィアンセですよ、お嬢さま方。以後、お見知り置きを。」


「えっ!!?」

「ジュリアスさまっ!!い、今・・・なんと仰っ・・・・・・」


「ですから。俺の大事なフィアンセです。先を急ぎますので失礼。」


「(カ、ッコいい・・・・・・)」


 ハッキリと自分の存在を言い切れる彼に初めてときめいた。


「そんな・・・」

「ジュリアスさまっ!!」


「あの、ままでいいんですか?」


 後ろでは、女子2人が衝撃にオロオロしている。


「いいのです。いつかは、知られる。これで君も有名人です。以後、気を付けるように。」


「え?なにに??なにに、〝気を付ける〟んですか?」


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ