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チカちゃん先生のご褒美
第5章 チカちゃんの手は滑り止めの手
「二人とも、ここに、来て……」
座ったチカちゃんに、手招きされて、両側に行った。
「これ、野際くん。こっちは、内川くん。」
そこでズボンをゆるめてたら、チカちゃんにハンカチタオルを渡された。
「それ、使って?」
「カバ?」
「ライオン?」
「その……汚れちゃうでしょ?出ちゃったら」
……え。
出るまで、やってくれるの?!
また三分かと思ってた……!!
……って口に出すと「今の無し!ハンカチ返して、三分!三分っ!!」とか言われそうなので、野際の顔だけ見て、こっそり親指を立てる。
「ありがとう、使わせて貰うね、チカちゃん!」
「さすが女子力高いなあ、チカちゃんは!!洗って返すね!」
「いいよ、返さなくって……それ、あげる……」
そう言って俯く、チカちゃんの真っ赤な耳を見ながら、俺はトランクスから、張り切ってるモノを取り出して。
「……どうぞ、チカ先生。」
この前とは逆に、チカちゃんに、そう言った。