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チカちゃん先生のご褒美
第8章 知佳先生の奮闘
「あ、ゃあっ……ぃ……」
「先生。練習」
「んっ……うんっ……」
そうだ。
これは、二人にご褒美をあげなきゃいけなくなった時のための、練習なんだもん。
太郎さんは、それにわざわざ、付き合ってくれてるんだからっ……ちゃんと、やらなきゃ……!!
「『触るだけっ……そこにちゅーも』、ダメだよぉっ……ダメぇ、っ、ぁあん、いっ!!」
胸の先を、直接ちゅうっと吸われて、もう片方をくりくり摘まんで刺激もされて。
喘ぎ声が出ちゃいそうになるのを、必死でこらえた。
「イくなよ、知佳せんせ」
「っ、ん……ん!んんっ、ん、んーっ!!!!」
「……遅かったか」
「んぅ…………いっ、ちゃっ……」
肩も掴んでられなくなって、はあはあしながら、抱き付いた。
頭を撫でてくれたけど、よしよしっては、言ってくれなかった。
「うーん……口で何かするのは、無しな。触っていいのは手だけって、よく言っとくこと」
「……わかった……やんっ!」
太郎さんは私の胸の先を、人差し指でぴんと弾いた。
「なんで知佳は、この程度でイッちゃうんだよ」
「う……だってっ……」
脚を、もじもじ擦り合わせる。
凄く、濡れてる。太腿まで、ぬるぬるしてる……。
でも、この人は私には、そこに欲しい物をくれた事がない。
太郎さんは私のことを、イキやす過ぎる、って呆れたように言うけれど。
「『この程度』がどの程度とか、分からないもん……最後まで、した事ないしっ!!」
そう呟くと顔を見られない様に、もっとぎゅっと抱き付いた。