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チカちゃん先生のご褒美
第8章 知佳先生の奮闘
「脱いで、知佳」
「ん……」
職員用の更衣室には、奥に一人用のシャワー室が有る。
鍵を開けて入った太郎さんは、内側から鍵を掛けた。
「でも、着替えとか無い……」
「ジャージで良ければ、貸してあげるよ。下着は無いけど、そのブラウスは脱いで持って帰れば良い。バスタオルも有るから、安心して」
「用意が良いね……?」
もしかして……時々、こんな風に、使ってるのかな。
また、疑ってしまう。
「そりゃ用意するよ。俺言ったよね、かけられるかもって」
「あ」
……そうだった。
ちゃんと、きれいにする用意までしてくれたのに、変に疑って……太郎さんに、申し訳無くなる。
「いろいろ、ありがとう……え?」
私が服を脱いでいたら、狭い更衣室で、なぜか太郎さんも脱ぎ始めた。
「なんでっ、太郎さんも脱いでるのっ?!」
「ん?洗ってあげるんだから、俺も脱がなきゃ……濡れるだろ?」
「えっ……いいよ、大丈夫っ!自分で洗えるしっ」
「良いの?知佳から見えない所にも、かけられてるよ」
「え?!」
そう言われて、驚いて振り向いた。
でも、よく分からない。
私から見えないとこって言ってたんだから、振り向いたって、見えないよね……。
「あの二人には見られても平気だろうけど、途中誰かと会ったりしたら」
「ぁんっ……あ」
弱い耳元を指で触られて、どきっとする。太郎さんは私の声に含まれている熱には気が付かないで、その指を私の目の前に差し出した。
そこには、確かに青臭い臭いのする粘りの有る物が付いていた。
「ほら……匂いもしてるし、変に思われるかもしれないな」
耳の縁を指で優しく挟まれて、拭われる。
まだ脱いでいないブラの下で胸の先が反応して、痛いくらいに尖り始める。
「分かった……お願い。洗って……」
そう言って私は、残りの服を全て脱いだ。