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チカちゃん先生のご褒美
第8章 知佳先生の奮闘

「あ、バレた?せっかく見えないようにしてたのに」
「だって、鏡に映ってるし……」

 見えないようにしてたって言われても。
 一度気がついたら、どうしても意識しちゃう……。
 体が熱くなって、腰の当たりが、むずむずする。

「それに……時々あたってる、お尻っ……」
「あー、当たってた?ごめんごめん」
「あ、ゃんっ」

 わざと当てられて、奥の方がきゅっとして熱くなって、じゅんっと何かが染み出して来た。
 こんなことで濡れるなんて、恥ずかしい。気付かれたくない。

「もうっ……ごめんって、思ってないでしょ……」

 怒ったふりで、疼いてしまった体を誤魔化した。
 
「まあ……どうせこうやったら、バレるから」
「あ」

 ひっくり返されて、向かい合う。
 恥ずかしくて顔が見れないけど、俯くと、さっきより大きくなった物が目に入る。
 ……さっき触った子たちのとは、全然違う……。
 無意識に比べてしまったというだけで、背中をぞくっとした快感が走った。

「知佳?あいつらに何したのか、してみせて?」
「ん……」

 そっと、触れる。
 ぴくんと動いたそれを、優しく握る。
 それから、少し手を動かしてみる。

「……それだけ?俺と練習したヤツは?」
「だって、二人一緒にしたから……両手、使えなかったもん」

 太郎さんと練習したのは、両方の手で違うところを触って、違う刺激の仕方をする……っていうのだった。
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