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チカちゃん先生のご褒美
第8章 知佳先生の奮闘
*
「ぁ……っん、んっ」
全部終わった後の、最後のご褒美。
それは、生徒二人のご褒美でもあり、私のご褒美でもあった。
野際くんと内川くんの本命の合格を勝ち取って、二人に最後のご褒美を上げて、そのあと私はそのまま視聴覚室で、太郎さんに、最後まで抱かれた。
「知佳。もっと声出して」
「だ、って、きこえちゃう、」
「聞こえないって。知佳のエロい声が聞こえない様に、あいつらのご褒美の場所はここにしたんだから」
あいつらのご褒美は、ここ。
……他の子は?って、思っちゃう。
太郎さんの髪が、ほんの少し、湿ってる。
私がしてるのと同じ時に、化学準備室で、太郎さんも「ご褒美」あげてたの?
私が今頃もらってる「ご褒美」を、生徒のうちに貰った子は、どのくらい居るの?
「何考えてる?」
「なに、も」
「野際と内川のこと?妬けるなー」
「あんっ!」
うそばっかり。
そんなの気にしても居ない癖に。
私のことなんか、
「……あっ……あふ、ぁんっ、」
「胸、ほんと弱いなあ」
弱いなあ、って言いながら、もっとしつこく触ってくる。
悔しい。声、我慢できなくなっちゃう。
「気持ちいい?」
「ん、あ!!」
こくこく頷くと、ぎゅっと抓られた。
「ちゃんと言って、知佳」
「……いいっ、きもちいいっ……!」
「うん。よく出来ました」
『私の処女を、貰ってください!私の処女膜たくさん突いて、いっぱい破って、イカせて下さいっ!』
よく出来たから約束叶えてあげようね、って言った鈴木先生は、私が独りで歩いて帰れなくなるまで、あの約束を十分すぎるくらい果たしてくれた。