この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
チカちゃん先生のご褒美
第9章 チカ先生の卒業
トイレは、混んでいた。
扉を開けると個室が二つ有る、その前にも並んでる人が居て、入るまでにしばらくかかった。気付いてなかったけど、金曜だから混んでるのかな。
「あ」
「あー、チカちゃんだー」
トイレから出たら、男性用トイレの前に、野際くんが居た。やっぱり、目が赤い。
「大丈夫?飲み過ぎちゃダメよ」
「大丈夫……じゃ無いかもー」
「あ」
肩の上に、腕が乗った。重たいし、距離が近い……けど。
自分からは、止めてって言いづらい。
さっきからさんざんセクハラとか言われてたから可哀相だし、若い子ならともかく、六つもおばさんなのにそんなこと言うの、自意識過剰すぎる。
「重い」なら、言っても良いかな。
「ちょっと……腕、重いよー」
「チカせんせ?」
「なあに?」
腕はそのまま、なんとなく肩を抱かれたみたいになりながら一緒に歩いて、トイレの前から席の方に移動する。
「俺らにくれたご褒美のこと、憶えてる?」
「え?……え」
野際くんは耳元でそう言うと、酔っ払ってるとは思えない手付きで、横にあった椅子席の半個室の中に、私を押し込んだ。
「ちょ……野際く、んっ……」
「あー、懐かしい感触……相変わらずおっぱいデカいのな、チカちゃん」
「あ、やっ……!」
半個室のベンチシートの上で、覆い被さるみたいにのし掛かられて、野際くんに服の上から胸を触られた。
「『ご褒美』って、綺麗な言い方しててもさー」
「え?」
押し返そうとしてる私に、野際くんが笑う。
「生徒にあんな事したのバレたら、クビじゃね?」
「っ!」
「それも、校内で、二人に同時に、だもんなー」
手がカットソーの中に入って、ブラの上から触られる。
「だめっ!のぎわく……」
「ご褒美とか言っちゃって、先生だって、楽しんでたじゃん?俺にセクハラって言える立場じゃないよねー、せんせ」
「ぅ」
そう耳元で囁かれ、唇を指でなぞられて、体がふるえる。
「……キスは、させて貰えなかったよなー」
「やめっ……んっ……」
唇を触ってた手で顎を押さえられて、キスされた。
唇を合わせて、吸われて、舐められる。胸も、乱暴に揉みしだかれる。
唇をぎゅっと閉じて、体を固くして、拒否したけど。
(バレたら、クビじゃね?)
さっき言われた事が頭の中にチラついて、本気で抵抗することが出来ない。
扉を開けると個室が二つ有る、その前にも並んでる人が居て、入るまでにしばらくかかった。気付いてなかったけど、金曜だから混んでるのかな。
「あ」
「あー、チカちゃんだー」
トイレから出たら、男性用トイレの前に、野際くんが居た。やっぱり、目が赤い。
「大丈夫?飲み過ぎちゃダメよ」
「大丈夫……じゃ無いかもー」
「あ」
肩の上に、腕が乗った。重たいし、距離が近い……けど。
自分からは、止めてって言いづらい。
さっきからさんざんセクハラとか言われてたから可哀相だし、若い子ならともかく、六つもおばさんなのにそんなこと言うの、自意識過剰すぎる。
「重い」なら、言っても良いかな。
「ちょっと……腕、重いよー」
「チカせんせ?」
「なあに?」
腕はそのまま、なんとなく肩を抱かれたみたいになりながら一緒に歩いて、トイレの前から席の方に移動する。
「俺らにくれたご褒美のこと、憶えてる?」
「え?……え」
野際くんは耳元でそう言うと、酔っ払ってるとは思えない手付きで、横にあった椅子席の半個室の中に、私を押し込んだ。
「ちょ……野際く、んっ……」
「あー、懐かしい感触……相変わらずおっぱいデカいのな、チカちゃん」
「あ、やっ……!」
半個室のベンチシートの上で、覆い被さるみたいにのし掛かられて、野際くんに服の上から胸を触られた。
「『ご褒美』って、綺麗な言い方しててもさー」
「え?」
押し返そうとしてる私に、野際くんが笑う。
「生徒にあんな事したのバレたら、クビじゃね?」
「っ!」
「それも、校内で、二人に同時に、だもんなー」
手がカットソーの中に入って、ブラの上から触られる。
「だめっ!のぎわく……」
「ご褒美とか言っちゃって、先生だって、楽しんでたじゃん?俺にセクハラって言える立場じゃないよねー、せんせ」
「ぅ」
そう耳元で囁かれ、唇を指でなぞられて、体がふるえる。
「……キスは、させて貰えなかったよなー」
「やめっ……んっ……」
唇を触ってた手で顎を押さえられて、キスされた。
唇を合わせて、吸われて、舐められる。胸も、乱暴に揉みしだかれる。
唇をぎゅっと閉じて、体を固くして、拒否したけど。
(バレたら、クビじゃね?)
さっき言われた事が頭の中にチラついて、本気で抵抗することが出来ない。