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第55章 既読文化

「まあ、閲覧は無料で紹介料だけっていうのは、まあまあ良心的なのかしらね」



必要がある人にとっては適切なコストってことじゃない？



「でも、見れば見るほど既読だけが増えていって、実際にアクションするところまでいけないんだよなー」



値踏みされてるのはどっちなのかしらね？



「え？そういうこと言う？やだなー、相手には誰が見てるかなんて伝わらないんだし」



とはいっても、未知のものがあっても何かにチャレンジしてる人の方が成功してるかもしれないしね



「性交だけに、ですか」



あんたのそういうところ好きよ