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劣情ストーリーテラー
第58章 ヤってしまえばこっちのもの
「もちろん、本気、です」
胸を張って言えます?
「言えます!」
じゃあ、いま、セックスしたいって言えます?
「言えます!」
言います?
「セ、セックスしたいです」
誰と?
「あなたとセックスしたいです」
どんな?
「え、その、気持ちいい…」
どのくらい?
「え」
イけるくらい?
「イ、イける気持ちいいセックスしたいです」
イけそうですか?
「たぶ、ん…」
僕が上手いとか下手とかそういうの関係なしに?
「イき、ます」
イくのが目的?
「そうじゃなくて、その、あなたとやる…」
そう、ヤるんです、ヤりたいです?
「ヤりたい、です」
すごく?
「はい」
ヤりたい?
「ヤりたい!です…」
ん?
「ヤりたいです!」
セックス?
「ヤりたいです!セックスしたいです!」
心の底から?
「はい!セックスしたくて仕方ないです!」
ヤりますか?
「ヤりたい!ヤりたい!」
僕と?
「ヤ り た い!!!!!!」
はあ、そうですか、そこまで言うなら、と思うのが普通なんでしょうけど、どうですか?ここまで言わされるようなヤツを相手にまだ本当にヤりたいと思ってますか?
「…はぃ」
まあ、やってみないと分からないこともありますからねえ、一回やってみてもいいのかもしれませんね
「じゃあ、わたしと…」
それで僕があなたをヤり捨てたらどうしますか?SNSで炎上させますか?裁判でも起こしますか?
「あなたは、そんなこと…」
するはずないと思いますよね、僕も思いません、でも、あなたは、どうですか?