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劣情ストーリーテラー
第60章 そんなところを責めないで
はあ、もうよくわかんない
「まあまあ、ところで、今日のピアス新しいヤツです?」
あんた、ホントよく見てるわよね
「こうやって顔つきあわせてりゃ気が付きますよ、そんくらい」
どうだかね
「うん、ここが揺れるのかわいい」
ちょ!なに!
「え、だから、そこの揺れるようになってるところですって」
急に、そんなこと、しないでよ
「あ、ダメでした?ごめんなさい」
ダメっていうか、その…
「キュンしました?」
ばか
「ナツさんね、意外と耳に意識があるというか、気が付くと手でいじってること多いですよ」
そう、なの?
「うん、だから、ナツさんは耳が弱点なのかもなあって」
そうなの、かな
「んー、わかんないすけど、僕にはそう見えます」
(え、なんか急にどきどきしてきた)
「今までそういう相手いなかったです?」
うーん
「耳にたくさんキスするとか、耳たぶアマ噛みするとか、ちょこっと舐めるとか」
あったかなあ
(急に顔を寄せられる)
「たぶんね、ナツさんこうやって耳元でささやくだけでけっこうきちゃったりするんじゃないかなあって」
(ぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞく)
「違います?」
ば、ばか
「ともかく、そういう感じなんじゃないかなーって」
あんたには、そう、見えるの?
「まあ、ね」
(いかん、かなりグラついてきた)
「もっと試してみます?なんてね」
おい、オマエこのあとは?