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ガーネット弐番館
第11章 令和婚
学生時代からの仲良したちだ。
コンパ仲間でもある文乃と千加。
いち早く結婚した花織。
「今日は遠い所、ありがとうね。そして、ごめんね急で」
「まさか結婚するとはね!しかもこんなスグ!」
「ね、あの時の人なんでしょ。うわ!ほんとだ。見覚えある〜」
「どの人どの人?あ、分かった!あの、白アスパラ?」
白アスパラ!!
航平は航平で友だちと話をしている。
黒っぽいスーツの中で、タキシードが白くてひょろりとしてる。
花織に指摘されて、それにしか見えなくなってしまう。
4人で声を落として笑った。
「いや、でもイイ男じゃない」
「で、あっちもスゴいんでしょ」
「ちょっと文乃!」
「そうなの?あの顔で?ヤバっ!」
「良かったじゃん〜。そっち合わないとキツいって」
「もう一緒に住んでるのよね」
「うん。なんだか、成り行きで」
「私に感謝してよね〜」
文乃が、ぐふふと含み笑いをしている。
あの旅行が終わったあとすぐ、3人にLINEや電話で報告はしていたが、バタバタしてて会うことは出来てなかった。
航平と初めて会ったコンパ自体も文乃の紹介で。
その後、ブロックして音信不通の睦美と、連絡を取りたがった航平の間を取り持ったのも文乃だ。
航平がSNSで文乃を見つけて連絡してきたらしい。
睦美も同じSNSを使っているものの、何ヶ月も、いや1年ほども放置している。
ちょっとへんな取り持ち方だったけど、文乃が居なかったらこの結婚はありえなかった。
「文乃様のおかげでございます」
「うふふ。でもまさか、先越されるとはね〜」
文乃も、あのハワイに一緒に行った彼氏とケンカしつつも順調らしい。
しかし、結婚となるとー。
その話をしかかったところで、レストランからお呼びがかかった。
まだ話し足りないが、こればっかりは仕方ない。
皆でぞろぞろと敷地内を歩いて、レストランに向かった。
いつの間にか日が傾いていて、レストランがライトアップさている。
モダンにリノベーションされた趣きのある蔵が、本日の会場だ。
食事会ということで、特に「新郎新婦入場」などの演出もない。
全員が席に着いたのを見て、それで出席確認も終了。
人数が少ないから出来ることだ。
コンパ仲間でもある文乃と千加。
いち早く結婚した花織。
「今日は遠い所、ありがとうね。そして、ごめんね急で」
「まさか結婚するとはね!しかもこんなスグ!」
「ね、あの時の人なんでしょ。うわ!ほんとだ。見覚えある〜」
「どの人どの人?あ、分かった!あの、白アスパラ?」
白アスパラ!!
航平は航平で友だちと話をしている。
黒っぽいスーツの中で、タキシードが白くてひょろりとしてる。
花織に指摘されて、それにしか見えなくなってしまう。
4人で声を落として笑った。
「いや、でもイイ男じゃない」
「で、あっちもスゴいんでしょ」
「ちょっと文乃!」
「そうなの?あの顔で?ヤバっ!」
「良かったじゃん〜。そっち合わないとキツいって」
「もう一緒に住んでるのよね」
「うん。なんだか、成り行きで」
「私に感謝してよね〜」
文乃が、ぐふふと含み笑いをしている。
あの旅行が終わったあとすぐ、3人にLINEや電話で報告はしていたが、バタバタしてて会うことは出来てなかった。
航平と初めて会ったコンパ自体も文乃の紹介で。
その後、ブロックして音信不通の睦美と、連絡を取りたがった航平の間を取り持ったのも文乃だ。
航平がSNSで文乃を見つけて連絡してきたらしい。
睦美も同じSNSを使っているものの、何ヶ月も、いや1年ほども放置している。
ちょっとへんな取り持ち方だったけど、文乃が居なかったらこの結婚はありえなかった。
「文乃様のおかげでございます」
「うふふ。でもまさか、先越されるとはね〜」
文乃も、あのハワイに一緒に行った彼氏とケンカしつつも順調らしい。
しかし、結婚となるとー。
その話をしかかったところで、レストランからお呼びがかかった。
まだ話し足りないが、こればっかりは仕方ない。
皆でぞろぞろと敷地内を歩いて、レストランに向かった。
いつの間にか日が傾いていて、レストランがライトアップさている。
モダンにリノベーションされた趣きのある蔵が、本日の会場だ。
食事会ということで、特に「新郎新婦入場」などの演出もない。
全員が席に着いたのを見て、それで出席確認も終了。
人数が少ないから出来ることだ。