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ガーネット弐番館
第5章 同居と同棲の違いは何?
ハリーウィンストンだよ?
100円均一や300円均一のお店じゃないよ??
きっと適当に答えてるだけだ。
ほんっとムカつく!
「ほら、早く食べろよ。また時間なくなって、遅刻するぞ」
「遅刻してない!」
朝起きれなかったのは、誰のせいだと!
...スマホを持って寝なかった自分が悪いんだけども。
今日こそ布団を出して、別々に寝よう。
そう深く決意して、鶏だんごを口にした。
航平がシャワーを浴びている間に、なんとか布団を探し出して敷いた。
どこに敷くかで、軽く悩んだ。
居間のコタツを退かせて敷こうかとも考えた。
フローリングに敷布団1枚じゃ体が痛いだろうし。
物置替わりの4畳半の部屋は、エアコンが付いてないし、荷物が多くとても寝る状態ではない。
やはり睦美の寝室しかないのだ。
寝室は6帖の広さで、室内用の洗濯物干を広げている他は、ゆったりと広く使っている。
普段は出しっぱなしだが、洗濯物を干してない時は小さく出来るタイプだ。
それらを畳んで、ベッドと離れ角度も変えて窓際に布団を敷いた。
航平と入れ替わるようにシャワーを浴びて、寝室に戻る。
窓際に敷いたハズのお客様用布団が、睦美のベッドの横に敷かれ直してある。
もちろん、膨らんだ布団の中には航平が眠っているのだろう。
なんで!?
睦美がベッドに辿り着こうとすると、でっかく寝そべる航平をまたがないといけない。
「ちょっとー」
小さく呟いたのに、航平がもぞもぞ起きたらしい。
布団の中で振り返った。
「ん」
ん、じゃないし。
なんなんだその布団を広げて、「おいで」みたいな。
ベッドで寝るし!
布団を広げている航平を無視して、跨いで通ろうとするも、掴まれて引きずり込まれる。
「!ちょっと!」
「何寝ようとしてんの?」
寝るでしょ。明日も仕事だし。
ここ2日、そりゃヤっちゃったけど。
それはなんというか、雰囲気に流されちゃって。
...凄く上手いし。
気持ちイイけど。
ハジメテの時は、イキオイで。
2回目は、雰囲気と、これで最後と思って。
でも、3回目ともなると、ちゃんとした理由がいる気がするー。
と思うのは睦美だけだろうか。
100円均一や300円均一のお店じゃないよ??
きっと適当に答えてるだけだ。
ほんっとムカつく!
「ほら、早く食べろよ。また時間なくなって、遅刻するぞ」
「遅刻してない!」
朝起きれなかったのは、誰のせいだと!
...スマホを持って寝なかった自分が悪いんだけども。
今日こそ布団を出して、別々に寝よう。
そう深く決意して、鶏だんごを口にした。
航平がシャワーを浴びている間に、なんとか布団を探し出して敷いた。
どこに敷くかで、軽く悩んだ。
居間のコタツを退かせて敷こうかとも考えた。
フローリングに敷布団1枚じゃ体が痛いだろうし。
物置替わりの4畳半の部屋は、エアコンが付いてないし、荷物が多くとても寝る状態ではない。
やはり睦美の寝室しかないのだ。
寝室は6帖の広さで、室内用の洗濯物干を広げている他は、ゆったりと広く使っている。
普段は出しっぱなしだが、洗濯物を干してない時は小さく出来るタイプだ。
それらを畳んで、ベッドと離れ角度も変えて窓際に布団を敷いた。
航平と入れ替わるようにシャワーを浴びて、寝室に戻る。
窓際に敷いたハズのお客様用布団が、睦美のベッドの横に敷かれ直してある。
もちろん、膨らんだ布団の中には航平が眠っているのだろう。
なんで!?
睦美がベッドに辿り着こうとすると、でっかく寝そべる航平をまたがないといけない。
「ちょっとー」
小さく呟いたのに、航平がもぞもぞ起きたらしい。
布団の中で振り返った。
「ん」
ん、じゃないし。
なんなんだその布団を広げて、「おいで」みたいな。
ベッドで寝るし!
布団を広げている航平を無視して、跨いで通ろうとするも、掴まれて引きずり込まれる。
「!ちょっと!」
「何寝ようとしてんの?」
寝るでしょ。明日も仕事だし。
ここ2日、そりゃヤっちゃったけど。
それはなんというか、雰囲気に流されちゃって。
...凄く上手いし。
気持ちイイけど。
ハジメテの時は、イキオイで。
2回目は、雰囲気と、これで最後と思って。
でも、3回目ともなると、ちゃんとした理由がいる気がするー。
と思うのは睦美だけだろうか。