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ガーネット弐番館
第8章 ハニームーン
キスを繰り返しながら、平然と航平が言い放つ。

「仕事が朝早いって言うから、支障のナイように」

「我慢してる、の?」

あんなにゆったり動くのも、睦美のカラダの事を思って?

驚いて、航平の乱れた髪の毛を撫で付け、その表情を見つめる。

「うん。だから、今日は我慢しないよ」

にこりともせず真顔でそう言って、またキスをしてくる。

冗談だよね?

ってか、我慢しないと...どうなるの?

自分の心臓がめっちゃ動いてるのが分かる。

「睦美は?」

「え?」

「足りてる?もうシたくない?」

そんな事を聞かれるとは思ってなかった。

余計に真っ赤になる睦美に反して、航平は真顔のまま見上げてくる。

真顔だけど、目の奥がぞっとするぐらい色っぽい。

ここで「シたい」とでも言ったら、何が待ち受けているのだろうか。

答えに戸惑っていると、するすると睦美の脚の間に手が伸びてゆく。

「...やっ、だめ」

指先で入り口が弄られ、そのまま飲み込む。

「ん。すごい、ぐちょぐちょ」

航平の長い指が、確認するかように緩やかに動き回る。

「ん...あ...」

じれったく動くその指に、睦美の腰が動いてしまう。

航平の顔が今にも唇が触れそうな距離にあって、睦美の様子を伺っている。

もっと動かしてほしいという願望を込めて、睦美から唇を重ね舌を絡ませた。


睦美の指が、航平の空いている手によって誘導され、お湯の中固いものに行き当たる。

一瞬驚いた後に意図を理解した睦美は、ゆっくりと手を使ってそれを扱う。

互いの手を動かしながら、見つめ合い舌を交わす。

次第に航平の呼吸も上がって、顔にかかる吐息も艶かしい。

「ん...ヤバいな」

「んっ、...んああっ」

それまでゆったりだった航平の指が、睦美のポイントを的確にタップし始めた。
舌も胸の上へと移動して、睦美を一気に昂らせ追い詰める。

いつの間にか、なんとか動かしていた手が離れている。
お湯から伸び上がるように体を反らせて、必死に浴槽内の手すりを掴んでいる。

ジャグジーの泡以上に、睦美が悶え作った水音が大きくなりつつある。

「...んああっ!!」

雑音をかき消すような声を響かせて、イってしまった。



「ベッド、行く?」

やっとその言葉を聞けて、睦美はカラダを預けた航平の上で小さく何度もうなづいた。
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