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蜜な時間はあなたと共に
第5章 不穏な再会と湯けむりに濡れる彼の愛

私の声の調子が急に甘えたようになり、春人がゴクッと喉を鳴らす。
普段はこんなこと言えないけど、酔ってる今なら…

「春人にはいっぱい気持ちいい事教えてもらったの…」

エッチの気持ち良さも相手を思いやる気持ちも全てあなたから教えてもらった…

「……」
「だから、私に教えてくれた気持ちいい事…今日はいっぱいして?」

頭を支えられながら後ろに押し倒されて、唇に噛みつかれる。
いつもより性急に、乱暴に舌を絡め取られ、唇を貪られる。
いつもより酔っているせいか、激しくアソコがグズグズと疼き始める…

身体を重ねると、太ももに硬くなったソレが当たる。

「もう…茜さんヤバ過ぎるやろ…可愛い顔して俺の事誘惑して…」

キスをしながら浴衣の上から身体を弄られる。

「は、ると…もっと…」
「……っ、それ以上煽ったら、茜さんの事食べるからな…」

腕を引っ張られて上体を起こした。

「脱がせて…」

僅かに視線を逸らして、帯を解いて合わせ目をゆっくりと開いた。
露わになった白い肌に唇を寄せて、強く吸い付いて跡を付ける。



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