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蜜な時間はあなたと共に
第6章 異国の地で電話×××

「危ないところを助けてもらったの」
梨「えー、凄い!2人とも王子様じゃん!」
久「もしかしたら、これきっかけで恋が始まるかもよー」
「ちょっと、やめてよー」
「あのー、何か?」
久「何でもないです。弥生の事助けて下さってありがとうございました!」
「ハルさん、ヨッシーさん、ありがとうございました」
お礼を言うと、ホテルの方に3人並んで戻って行った。
「何盛り上がってたんやろうな…」
「さあな…それより、もうそろそろ夕飯の時間やから戻ろうぜ」
ーーーーーーー
「今年もツアーを行えて感無量でございます。皆様、1週間よろしくお願いします!乾杯!!」
主催の音楽番組のプロデューサーの挨拶が終わり、大人数でのディナーが始まった。
シンガポールの名物料理がズラリと並び、俺はチリクラブをアテにビールを楽しむ。
各々楽しんでる中、遠藤さんが俺の隣にやって来た。
「どうしたん?良かったら、隣座る?」
「い、良いんですか?失礼します」

