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蜜な時間はあなたと共に
第7章 不安を溶かして…

知らない人にこうやって見つめられると、居心地が悪い…

「涼介さん…えっとこの方は…」
「遠藤 弥生ちゃんって言うねん。あの…ハルにキスした子…」
「あっ!!」

ツイッターで回ってきてた、春人に抱き付いてキスしてたのがこの人!?
私が声を上げると、遠藤さんが一歩進んで、より私と距離が近くなった。

「あの…」
「今回の事、本当にすみませんでした!!」

えーー!?
土下座する勢いで謝られて、呆然としてると涼介さんが止めに入った。

「ちょ、土下座するのはアカンって言ったやろ」
「いえ、彼女さんにきちんと説明しないと!」
「……あっ、ここ会社近くだから、目立つ行動やめてー!」

会社の人に見られると非常にマズいので、すぐに涼介さんの車に乗り込み、着いた先はなんとBlue Eyesの所属事務所。

まさか涼介さん、事務所の人に言われて私を連行しに来たんじゃ…

「ごめんなさい、ちょっと空いてる部屋使わせてもらって良い?」
「はい。こちらの部屋にどうぞお入り下さい」



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