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蜜な時間はあなたと共に
第7章 不安を溶かして…

確かに彼女はバンドマンぽい派手さは無く、誠実そうな見た目だからそこは信頼出来ると思う。
今回の事は春人と会って終わりにしようと思っていたから、モヤモヤした気持ちを掘り返されるのは苦しいけど、当事者である遠藤さんが来てくれたから話し合う必要があるのだろう。

「説明したいって仰ってたけど…」
「…今回の事、全部私のせいです。ハルさんは全く悪くありません。私ハルさんの事デビューした当時から憧れてて、いつしかその気持ちが好きに変わっていって…

今回ツアーでご一緒させてもらえて凄く嬉しくて。だから酔っ払った勢いで告白したんですけど、断られてイライラして無理やりキスしちゃいました…

酔いが覚めてから自分のした事に嫌悪感を覚えて凄く後悔しました。憧れの人を最低な形で傷付けて…それに彼女さんまで傷付けて…本当にすみませんでした」

深々と頭を下げた彼女に、少し同情した。
私と同じで彼女も酔っ払うと大胆な行動をしてしまうみたい…

「キスシーンを拡散したのは遠藤さんなの?」
「いえ、違います!ツアーに同行していた他のバンドマンの方が、キスシーンを撮ってインスタにアップされたらしくて…その投稿はすぐに消されたらしいんですけど、ファンの人が保存していて、SNSにちょっとだけ拡散したみたいです…」




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