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蜜な時間はあなたと共に
第7章 不安を溶かして…

「グズッ…彼女さん良い人ですね…」
「うん。お互い大好き過ぎるから、今回の事で2人とも苦悩したんやろうな…」
「……」
「なあ、今からメシ行かへん?2人じゃなくて、皆誘ってやけど」
「はい、ありがとうございます…」
ーーーーーーー
「はあ、はあ…」
駅前からずっと走ってきてマンションに到着した。
途中転びそうになりながらも、春人に早く会いたい一心で走り続けた。
息を整えながら周りを見渡しても、春人の姿は見えない。
それはそうか…
「待ってる」とは言ったけど、流石にマンションの前で待ってるわけないか…
「茜さん!」
春人に連絡しようとスマホを取り出すと、右側から春人の声が…」
「春人…その袋は…」
「いや、マンションの前で待ってたんやけど、トイレ行きたくなったからそこのコンビニ行ってたんよ。ついでに茜さんの好きなカップケーキも買ってきた…はぁ…」
「春人…?」
「良かった…帰って来てくれた…」

