この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜な時間はあなたと共に
第7章 不安を溶かして…

もっと言いたい事はある、けど…
ギュッとスカートの裾を握っていると、春人の手が重なって柔らかく包み込まれた。

「もう1つ謝らないといけない事があるの」
「なに?」
「…去年、会社の人にキスされたでしょ?あの時は私はすぐ話さなかったのに、春人はすぐに受け入れてくれた。けど同じ立場になって、私もすぐに受け入れようと思ったけど、苦しくて出来なくて…狭い女でごめんなさい…」

これ以上自分勝手な気持ちを打ち明けて、嫌われたらどうしようと泣きそうになり、本音を飲み込んだ。
頭を下げると、春人に抱き寄せられ、頭を撫でてくれた。

「それは仕方ないよ。受け入れられるかどうかなんて人それぞれやもん。俺が受け入れたからって、茜さんも無理して合わせやんでええよ」
「(空くんと同じ事言ってる…)でも、春人はすぐに許してくれたのに、私は時間掛かって、春人を不安にさせちゃったから…」

涙を堪えて途切れ途切れに言葉を伝えていると、急に顔を持ち上げられ、春人に覗き込まれる。



/204ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ