この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜な時間はあなたと共に
第5章 不穏な再会と湯けむりに濡れる彼の愛

押し問答の時間がもったいないと思い、春人に背を向けて浴衣の合わせ目と帯を解き、もたつきながらも下着を脱ぐ。
バスタオルを体に当て、袖から手を抜き、浴衣がハラリと床に落ちる。
春人に肌を見せる羞恥さは出来るだけ半減出来たはず…
ただこの脱いでいるシーン、後ろから見ていた春人にも効果抜群だったようで-
「ヤッバイ…その脱ぎ方もエロ過ぎやろ…ストリップやん…」
「す、ストリップって…!?」」
「大丈夫かな夜?持ってきた分でゴム足りるかな…」
…なんて声を無視して、先に浴室に入った。
小さな檜の湯船にはお湯が注がれ、大きな窓から外の景色が堪能出来るようになっている。
「露天風呂じゃないんだ…」
「露天風呂もあるけど、予約で埋まってたんや」
浴室に入ってきた春人は安定の腰タオル無し…
「…どうしていつもタオルしないの!?」
「ええやん、他に来る人居てないし。それに見慣れてるやろ、俺のこの…」
「見慣れてない!」
「その割に確認するように俺の股間見るよねー」

