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蜜な時間はあなたと共に
第5章 不穏な再会と湯けむりに濡れる彼の愛

左手で片脚を持ち上げられ、右手が秘めた場所に触れる。
「んふっ…」
「ふふっ、ここからねっとりしたお湯が出てる…どんな効用があるんかなー?」
「あ、ああ…」
脚の間で蠢く指に、身体をしならせて喘ぐしかない。
ああ…熱い……
身体の芯に生まれた熱が、頭に登ってきて視界が揺れ始める。
熱い…気持ち悪い…
「は、春人…」
「は、まだやめへん……」
「違…熱い…もうダメ…」
「あ、茜さん?うわっ、真っ赤やん!?ヤリ過ぎた!!」
春人の腕の中でぐったりしたまま意識が遠のいてしまい、気が付いたらロビーの長椅子に寝かされていた。
「大丈夫?」
「うん…」
「ごめんなー、無理させちゃって…」
春人は首元に冷たいペットボトルを押し当ててくれていた。
私が起きてすぐに従業員さんがアイスノンを持ってきてくれた。
「ありがとうございます」
「春人ごめんね。せっかくのお風呂の時間楽しめなくて…」
「露天風呂じゃない分熱が篭りやすかったんやな。ホンマごめん」

