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えっちなおもちゃ
第2章 アダルトグッズショップ『遊&愛』
「やはり遠隔ローターは凛々子ちゃんみたいに着けてお散歩する人が多いもんね。固定方法をしっかり考えるというのも大切だね」
一人で納得しながら我妻は手帳にメモを走らせる。
「はぁ……」
微妙な笑顔で凛々子は頷く。
真面目でかっこいいのだが、内容が内容なだけに変態じみて見えてしまう。
それでもメモ書きを走らせる、男としてはやや細い綺麗な指先には見とれてしまう。
仕事とはいえオナニーの報告をするのは恥ずかしく、その恥ずかしさは凛々子のマゾ心に火をつける。
「ん? どうしたの?」
凛々子の視線を感じて我妻が顔をあげて微笑む。
「な、なんでもありません」
凛々子は慌てて視線を商品の方に反らし、近くにあった適当なものを手にとって眺める振りをした。
「あ、それ新商品なんだ。気になった?」
凛々子が適当に手に取った商品の説明をする。
「媚薬クリームの『カーマスートラス』っていって、それを塗ると感度が上がってムラムラしちゃうってものなんだ。試してみる? 身体に悪い成分は入ってない天然素材だから安心だよ」
「へぇ……そうなんですか……」
カーマスートラスという怪しげなその商品はインド風のパッケージが何となくそれっぽさを醸し出していた。
試してみてと言われ、凛々子はカーマスートラスを受け取って家へと帰った。
一人で納得しながら我妻は手帳にメモを走らせる。
「はぁ……」
微妙な笑顔で凛々子は頷く。
真面目でかっこいいのだが、内容が内容なだけに変態じみて見えてしまう。
それでもメモ書きを走らせる、男としてはやや細い綺麗な指先には見とれてしまう。
仕事とはいえオナニーの報告をするのは恥ずかしく、その恥ずかしさは凛々子のマゾ心に火をつける。
「ん? どうしたの?」
凛々子の視線を感じて我妻が顔をあげて微笑む。
「な、なんでもありません」
凛々子は慌てて視線を商品の方に反らし、近くにあった適当なものを手にとって眺める振りをした。
「あ、それ新商品なんだ。気になった?」
凛々子が適当に手に取った商品の説明をする。
「媚薬クリームの『カーマスートラス』っていって、それを塗ると感度が上がってムラムラしちゃうってものなんだ。試してみる? 身体に悪い成分は入ってない天然素材だから安心だよ」
「へぇ……そうなんですか……」
カーマスートラスという怪しげなその商品はインド風のパッケージが何となくそれっぽさを醸し出していた。
試してみてと言われ、凛々子はカーマスートラスを受け取って家へと帰った。