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えっちなおもちゃ
第8章 躾をされたカラダ
「もぁおおっ! ああぁああっ! ぐぁああっ! ンンッ……んあああっ! はひゃあっ! ひ、ひぐっううっ! おおおっおああっ!」

もはや何を言っているのかもわからない悦叫を瑞希はあげる。
それは咆哮といってもいいくらい、野蛮で、知性を感じない、ふしだらな叫び声であった。

繋がれた両手首の枷を引きちぎらんばかりに力を入れているのが見て取れる。

その様子を見て凛々子は、嫉妬していた。

瑞希の身体を心配もしていたが、嫉妬心がそれを上回ってしまっていた。

ひたすら快楽を享受し、見せつけるようにはしたなく感じる瑞希に嫉妬してしまった。

瑞希がされていることを見て、凛々子も身体を弄られているような気持ちに陥っていた。
しかし実際に身体を弄んでもらっているのは瑞希だけだった。
凛々子はひたすらそれを見て我慢をするだけだ。

ましてや相手は自分の元彼氏である。
それもついこの間、忘れがたい悦楽を与えられたばかりの相手だ。

触らなくとも凛々子は自分の下着がぐちょりと濡れていることがわかっていた。

元はといえば神崎が悪いことくらい、凛々子だってわかっていた。
わかっていたが、それでも自分だけないがしろにされるこの状況は悔しかった。

それでなくても最近は絶頂を迎えられない性生活を送っていた凛々子は欲求不満のたがが外れてしまった。


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