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えっちなおもちゃ
第9章 ライバル
神崎の部屋の前に着くと同時にドアが開き、凛々子は中に入った。
「話って何かな?」
神崎はライムの香りがする炭酸飲料をグラスに入れて、凛々子の前に差し出しながら尋ねた。
「惚けないで。この間の文句に決まってるでしょ?」
「この間の文句?」
「わ、私の親友の瑞希を私の目の前であんなことしておいて、まだとぼける気なの!?」
「ああ、あれはだって瑞希の提案だろ?」
神崎はオーディオのスイッチを入れて小さな音量でクラシックをかけた。
クラシックは疎い凛々子でも聞き覚えのある曲だった。
「話って何かな?」
神崎はライムの香りがする炭酸飲料をグラスに入れて、凛々子の前に差し出しながら尋ねた。
「惚けないで。この間の文句に決まってるでしょ?」
「この間の文句?」
「わ、私の親友の瑞希を私の目の前であんなことしておいて、まだとぼける気なの!?」
「ああ、あれはだって瑞希の提案だろ?」
神崎はオーディオのスイッチを入れて小さな音量でクラシックをかけた。
クラシックは疎い凛々子でも聞き覚えのある曲だった。