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えっちなおもちゃ
第9章 ライバル
「お前に彼氏ができたからだ」
一瞬の迷いもなく神崎は言い切った。
「えっ!?」
「瑞希からお前に彼氏が出来たと聞いた。だから諦めたんだ。それともお前は彼氏が出来たのに俺にストーカーのように追い回されたかったのか?」
予め用意されてたくらいに淀みない神崎の答えに凛々子は口ごもる。
「そ、れは……」
「付き合いたくはない。けれどいつまでも好きでいて欲しい。そういうことか、凛々子?」
「そ、そういう訳じゃないけど……」
「じゃあどういうわけだ? 彼氏と別れたときにキープしておきたかったのか?」
文句を言いに来たつもりが完全に神崎のペースに嵌まる。
それに神崎の言葉は自分の本心を言い当ててると凛々子は認めていた。
一瞬の迷いもなく神崎は言い切った。
「えっ!?」
「瑞希からお前に彼氏が出来たと聞いた。だから諦めたんだ。それともお前は彼氏が出来たのに俺にストーカーのように追い回されたかったのか?」
予め用意されてたくらいに淀みない神崎の答えに凛々子は口ごもる。
「そ、れは……」
「付き合いたくはない。けれどいつまでも好きでいて欲しい。そういうことか、凛々子?」
「そ、そういう訳じゃないけど……」
「じゃあどういうわけだ? 彼氏と別れたときにキープしておきたかったのか?」
文句を言いに来たつもりが完全に神崎のペースに嵌まる。
それに神崎の言葉は自分の本心を言い当ててると凛々子は認めていた。