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えっちなおもちゃ
第10章 浮気の代償

「お願い……」
凛々子の真剣な表情を見て我妻は冗談ではないということを感じ取る。
しかし本気だからと言って出来ることと出来ないことがある。
「無理だよ……凛々子ちゃん……ごめん……出来ない……」
「聞いてあげて、我妻さん。凛々子さんの願いを」
それまで黙っていた姫宮が口を挟む。
「我妻さんが凛々子さんの浮気を許してやっても、凛々子さんは必ずずっと負い目を感じる。どんなに我妻さんが優しくしても、忘れた振りをしても必ず」
「け、けどっ!!」
「優しいからって人を傷つけない訳じゃないよ、我妻さん……むしろ優しさで傷つけられた痛みの方がいつまでも心に残るものなの……」
姫宮はグッと我妻に顔を近づける。
「姫宮さん……」
「それに……私にも、一度だけ……チャンスを下さい……お願いします……」
姫宮はちゅっと小さく我妻にリップを落とす。
凛々子の真剣な表情を見て我妻は冗談ではないということを感じ取る。
しかし本気だからと言って出来ることと出来ないことがある。
「無理だよ……凛々子ちゃん……ごめん……出来ない……」
「聞いてあげて、我妻さん。凛々子さんの願いを」
それまで黙っていた姫宮が口を挟む。
「我妻さんが凛々子さんの浮気を許してやっても、凛々子さんは必ずずっと負い目を感じる。どんなに我妻さんが優しくしても、忘れた振りをしても必ず」
「け、けどっ!!」
「優しいからって人を傷つけない訳じゃないよ、我妻さん……むしろ優しさで傷つけられた痛みの方がいつまでも心に残るものなの……」
姫宮はグッと我妻に顔を近づける。
「姫宮さん……」
「それに……私にも、一度だけ……チャンスを下さい……お願いします……」
姫宮はちゅっと小さく我妻にリップを落とす。

