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えっちなおもちゃ
第11章 晒け出す二人
面白おかしく茶化そうとするコメディアンに対し、我妻は真剣にその質問に答えていく。
取り扱っているものがものだけにその姿は滑稽にも映ったが、凛々子はそんな我妻の姿勢を見てキュンとときめいてしまう。

まるで大手電機メーカーの開発者が製品について答えるようなその姿は、自分の作っている製品を恥じずに誇りに感じているということが伝わってきた。
なにかというとすぐにブラックボックスに入れられてしまうピンク産業。
だがそこにも当然絶え間ぬ努力があって、誇りがあって、技術があって成長してきている。
それは恥じ入ることではないと我妻は態度でそれを示していた。

オナホール以外の大人の玩具も紹介され、遊&愛の女性専用アダルトグッズショップも紹介されていた。
女性用に開発された可愛い柄のローターや、リップスティックに見せかけたローター、クンニリングスを擬似体験出来るタイプのおもちゃなどが紹介された。

画面はスタジオに戻り、女性用のアダルトグッズが並べられ、若手芸人たちは嘲笑を交えたような下品なジョークでそれらのグッズを触って、時には自分の股間に当てて笑いを誘っていた。
あまりいい扱いとは言えなかったが、それでもいいと凛々子は感じた。

今まではこうした大人の玩具をテレビで扱うということすらなかった。
ふざけた感じではあるが、こうしてテレビで女性用のアダルトグッズを女性が買うという事実だけでも伝われば一歩でも前進する。
女性だってオナニーくらい愉しんでしたいんだということが。

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