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えっちなおもちゃ
第11章 晒け出す二人
「テレビ、拝見しました。おめでとうございます、我妻さん」
翌日、凛々子は我妻の部屋に来ていた。
「いやぁ緊張しちゃっててカッコ悪かったね。ははは」
「そんなことないです。かっこよかったです!」
「そう? ありがとう。そんなこと言ってくれるのは凛々子ちゃんだけだよ。社内ではみんなに笑われたよ」
柔和な笑みを浮かべながら我妻は後頭部を照れくさそうに掻いた。
そんな誠実そうな態度が余計に凛々子の胸をときめかせる。
凛々子は我妻の頬にキスをした
「えっ……」
「かっこいいからキスをしたんです」
凛々子が笑うと我妻は顔を真っ赤にして照れる。
「……ごめんなさい。我妻さん……」
「な、なに今度は急に謝って?」
「こないだは我妻さんを信じきれずに浮気しちゃって……ごめんなさい」
凛々子は申し訳無さそうにうつむいて呟いた。
「いまさら!? それなら僕も姫宮さんと浮気したからおあいこってことになったでしょ?」
「でもっ……」
言葉よりも先に我妻は体が動いた。
凛々子を黙らせるようにギュッと強く抱き寄せた。
「ちゃんと僕のところに帰ってきてくれたでしょ? それで充分だよ」
「……うん」
抱きしめられながら凛々子は小さく頷いた。
翌日、凛々子は我妻の部屋に来ていた。
「いやぁ緊張しちゃっててカッコ悪かったね。ははは」
「そんなことないです。かっこよかったです!」
「そう? ありがとう。そんなこと言ってくれるのは凛々子ちゃんだけだよ。社内ではみんなに笑われたよ」
柔和な笑みを浮かべながら我妻は後頭部を照れくさそうに掻いた。
そんな誠実そうな態度が余計に凛々子の胸をときめかせる。
凛々子は我妻の頬にキスをした
「えっ……」
「かっこいいからキスをしたんです」
凛々子が笑うと我妻は顔を真っ赤にして照れる。
「……ごめんなさい。我妻さん……」
「な、なに今度は急に謝って?」
「こないだは我妻さんを信じきれずに浮気しちゃって……ごめんなさい」
凛々子は申し訳無さそうにうつむいて呟いた。
「いまさら!? それなら僕も姫宮さんと浮気したからおあいこってことになったでしょ?」
「でもっ……」
言葉よりも先に我妻は体が動いた。
凛々子を黙らせるようにギュッと強く抱き寄せた。
「ちゃんと僕のところに帰ってきてくれたでしょ? それで充分だよ」
「……うん」
抱きしめられながら凛々子は小さく頷いた。