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えっちなおもちゃ
第12章 エピローグ
我妻が開発した新製品、『愛奴お散歩キット(躾編)』を装着させられたまま凛々子は我妻とデートをしていた。

通常遠隔はローターが主流だが、このアイテムは低周波マッサージ器のような刺激を与えるタイプとなっていた。
責める場所も両乳首とクリトリスという三点責めなことが特徴だった。

ローターのように大きくないため、乳首に貼っていても目立たないのが便利だった。

「ほら、行くよ、凛々子ちゃん」

「と、止めてくれなきゃ……歩けないっ」

「それじゃ実験にならないでしょ? ほらお散歩するよ」

我妻は凛々子の腕を掴んで無理に立たせる。
凛々子は辛そうに立ち上がるが自立できず、我妻の腕にしがみつくようにして歩いた。


素直に曝け出すセックスをしてから、二人は照れずに気持ちいいセックスを出来るようになっていた。
それまでの愛を確かめ合うお上品なセックスから快楽を二人で探求するはしたないセックスを目指していた。

その日を境に我妻の隠れた嗜虐性が徐々に現れてきた。
凛々子をわざと辱めたり、束縛して苛めたりと責めのバリュエーションが増えていった。
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