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えっちなおもちゃ
第3章 凛々子がドMに堕ちた理由
「大丈夫か?」

神崎はなんの躊躇もなくその指を口に咥えた。

「へっ!?」

いきなりの神崎の行動に凛々子は頬を染めて戸惑う。

「か、神崎くんっ!? 大丈夫ですから!」

凛々子は慌てて指を引き抜こうとしたが神崎に手首を掴まれて制止される。

「止血しないと」

神崎は一旦指を口から離してそう告げると再び指をしゃぶりだした。
次第に指先からその先まで神崎はしゃぶり始める。

「ちょ、ちょっと……神崎君?」

さすがにおかしいと思った凛々子は再び抵抗を試みる。
しかしそんなことはお構いなしに神崎は指の股まで舐めだした。

「や、やめてっ」

力を篭めて一気に神崎の手を振り払った。
しかしそんなことでやめる神崎ではなかった。

凛々子は手首を捕まれ、ぐっと引き寄せられ体勢を崩す。
凛々子を背後から抱き寄せる格好になった神崎は耳たぶをコリっと甘噛みしてきた。

「はうっ……!?」

耳たぶを舌でレロレロと舐め、時々噛む。
それを繰り返され、はじめは気持ち悪かっただけの凛々子も次第に感じはじめて全身から力が抜けてしまう。
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