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えっちなおもちゃ
第5章 元カレとの再会
「あ、ここなんだ……」
一方厚化粧ちゃんは台詞こそは凛々子も似たものだったが、少しガッカリした表情を見せた。
帝都大学の学生はもっと立派なところでコンパをするとでも思っていたのだろうか?
どうせ会計は向こう持ちか、せいぜい男性の半分程度しか払う気がないくせに贅沢言うな、と凛々子は心の中で毒づいた。
予約の名前を瑞希が告げると店員が席へと案内する。
あちこちのテーブルで合コン特有のぎこちなくてそれでいて馴れ馴れしい自己紹介を行っていた。
「ごめんね。お待たせしました」
瑞希が謝りながら男性陣に挨拶をする。
「遅いっ!! 瑞希は相変わらずだなぁ」
笑いながら男の一人が瑞希をからかう。
面倒臭そうに凛々子が男性陣に視線を向けた瞬間、身体が凍りついたように固まる。
「えっ……!?」
帝都大学の男性陣の中に、凛々子の元カレである神崎蒼が座っていた。
一方厚化粧ちゃんは台詞こそは凛々子も似たものだったが、少しガッカリした表情を見せた。
帝都大学の学生はもっと立派なところでコンパをするとでも思っていたのだろうか?
どうせ会計は向こう持ちか、せいぜい男性の半分程度しか払う気がないくせに贅沢言うな、と凛々子は心の中で毒づいた。
予約の名前を瑞希が告げると店員が席へと案内する。
あちこちのテーブルで合コン特有のぎこちなくてそれでいて馴れ馴れしい自己紹介を行っていた。
「ごめんね。お待たせしました」
瑞希が謝りながら男性陣に挨拶をする。
「遅いっ!! 瑞希は相変わらずだなぁ」
笑いながら男の一人が瑞希をからかう。
面倒臭そうに凛々子が男性陣に視線を向けた瞬間、身体が凍りついたように固まる。
「えっ……!?」
帝都大学の男性陣の中に、凛々子の元カレである神崎蒼が座っていた。