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えっちなおもちゃ
第6章 凛々子のきもち
凛々子のスマートフォンの中にはまだ神埼蒼のアドレスも電話番号も残っている。
しかし凛々子はまだ返事の連絡をしていない。
心の整理がしっかりついてから返事をしようと決めていた。
特に凛々子の心の中で一番気になっていること、それは言うまでもなく遊&愛の我妻の存在であった。
自分は我妻が好きなのか、それだけは最低でもはっきりとさせた上で返事をしたいと決めていた。
凛々子は講義の後、遊&愛へと向かうことを決めていた。
「あー凛々子っ!」
遊&愛へと向かおうとした凛々子はキャンパス内で声をかけられた。
振り返ると好奇心いっぱいの表情をした平山瑞希が迫ってきていた。
「あ、瑞希……この間はごめん……突然帰っちゃって」
「凛々子が気にすることないよ。あれは神崎君が無理矢理凛々子を連れ出したんだから」
「でも……」
「そんなことよりあれからどうなったの?」
瑞希は興味深々で尋ねてくる。
無遠慮でずけずけと聞いてくる瑞希の性格が凛々子は嫌いじゃなかった。
変に詮索したり、こそこそしないその態度は寧ろ好ましくさえ感じる。
しかし凛々子はまだ返事の連絡をしていない。
心の整理がしっかりついてから返事をしようと決めていた。
特に凛々子の心の中で一番気になっていること、それは言うまでもなく遊&愛の我妻の存在であった。
自分は我妻が好きなのか、それだけは最低でもはっきりとさせた上で返事をしたいと決めていた。
凛々子は講義の後、遊&愛へと向かうことを決めていた。
「あー凛々子っ!」
遊&愛へと向かおうとした凛々子はキャンパス内で声をかけられた。
振り返ると好奇心いっぱいの表情をした平山瑞希が迫ってきていた。
「あ、瑞希……この間はごめん……突然帰っちゃって」
「凛々子が気にすることないよ。あれは神崎君が無理矢理凛々子を連れ出したんだから」
「でも……」
「そんなことよりあれからどうなったの?」
瑞希は興味深々で尋ねてくる。
無遠慮でずけずけと聞いてくる瑞希の性格が凛々子は嫌いじゃなかった。
変に詮索したり、こそこそしないその態度は寧ろ好ましくさえ感じる。