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えっちなおもちゃ
第6章 凛々子のきもち
凛々子は遊&愛に行くのを遅らせ、瑞希に正直に全て話すことに決めた。
二人はキャンパスを出てすぐ近くにある喫茶店へと入った。
昔から学生相手にしている喫茶店は大盛りのスパゲッティーが名物だった。
お腹は空いてない二人はコーヒーを注文して窓際の席に座る。
コーヒーを待ちながら凛々子は高校生の頃からの事情を全て瑞希に教えた。
瑞希は驚いた表情をしたが凛々子が全て話し終わるまで余計な口は挟まず黙って耳を傾けた。
とはいえさすがにトイレで神崎に潮吹きさせられたことは言わなかったし、高校時代の恥ずかしいセックスの話はやんわりとオブラートに包んで説明した。
「そう……だったの」
全てを聞いた瑞希は静かにため息混じりに頷いた。
「ごめんね……変な話付き合わせちゃって」
「ううん。私に相談してもらって嬉しいよ」
瑞希は優しく凛々子に笑みを返す。
「でもそれじゃ複雑だよね。凛々子の気持ちを思って別れたって言われても、それって神崎君の一方的なやり方だしね……やっぱりもう一回付き合ってくれって言われても困るよね」
「うん……」
「凛々子はどうなの? 他に好きな人とか、もしくは彼氏とかいないの?」
瑞希にそう聞かれて凛々子の脳裏に真っ先に浮かんだのは当然我妻だった。
「うーん……わかんない……」
「わかんない?」
「うん……それをはっきりさせないと……神崎君にも答えられない」
「そっか。凛々子は本当に真面目でいい子だね」
瑞希はふわっと笑みを浮かべて凛々子を見詰めた。
二人はキャンパスを出てすぐ近くにある喫茶店へと入った。
昔から学生相手にしている喫茶店は大盛りのスパゲッティーが名物だった。
お腹は空いてない二人はコーヒーを注文して窓際の席に座る。
コーヒーを待ちながら凛々子は高校生の頃からの事情を全て瑞希に教えた。
瑞希は驚いた表情をしたが凛々子が全て話し終わるまで余計な口は挟まず黙って耳を傾けた。
とはいえさすがにトイレで神崎に潮吹きさせられたことは言わなかったし、高校時代の恥ずかしいセックスの話はやんわりとオブラートに包んで説明した。
「そう……だったの」
全てを聞いた瑞希は静かにため息混じりに頷いた。
「ごめんね……変な話付き合わせちゃって」
「ううん。私に相談してもらって嬉しいよ」
瑞希は優しく凛々子に笑みを返す。
「でもそれじゃ複雑だよね。凛々子の気持ちを思って別れたって言われても、それって神崎君の一方的なやり方だしね……やっぱりもう一回付き合ってくれって言われても困るよね」
「うん……」
「凛々子はどうなの? 他に好きな人とか、もしくは彼氏とかいないの?」
瑞希にそう聞かれて凛々子の脳裏に真っ先に浮かんだのは当然我妻だった。
「うーん……わかんない……」
「わかんない?」
「うん……それをはっきりさせないと……神崎君にも答えられない」
「そっか。凛々子は本当に真面目でいい子だね」
瑞希はふわっと笑みを浮かべて凛々子を見詰めた。