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えっちなおもちゃ
第6章 凛々子のきもち
凛々子はぱあっと笑顔になる。
自分が我妻の役に立ったことが何より嬉しかった。

その嬉しさに比べれば自分そっくりの内部構造をしたオナホールが流通するくらい許せる気がした。


「もちろん製作費用で凛々子ちゃんの謝礼も出すよ。まあそんなに沢山は出せないけど」

「えっ……!?」

我妻の言葉に凛々子の表情が凍った。

「凛々子ちゃんのお陰だもの。その辺はちゃんとしないとね」

「……そんなお金……いりません」

「駄目だよ。僕たちは商品をつくって売るんだから。遠慮されても困るよ。これは正規の仕事なんだから--」
「お金なんて受け取れませんっ!!」

凛々子は大きな声で凛々子の声を掻き消す。

「凛々子……ちゃん……」

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