この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
えっちなおもちゃ
第6章 凛々子のきもち
凛々子は逃げるように家まで帰ってきた。

家に入るなり、靴も脱がずに玄関で泣き崩れた。

それまでは堪えていた嗚咽も溢れ出て、呼吸を乱しながらひたすら泣いた。

我妻の言葉に悪気がないことは凛々子だってわかっていた。
しかし我妻の気持ちに愛がないことも理解してしまった。

凛々子はただ我妻のために何かしてやりたかった。
けれどもそれは無償の愛のつもりで、実はすごい見返りを期待していたのだと凛々子は気付いた。
お金よりも大きな見返りを。

そんな自分の打算にも嫌気がさして泣いていた。

既成事実を作ってしまえば彼女になれる。

そう考えていた自分に嫌悪感を抱いたのだった。

/218ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ