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MILK&honey
第18章 俺も、毎日、泣いてんだけど……?!

「ひ」
「居たあっ!!やっぱり居た!!」

 玄関を開けたら。
 名前を呼ぶ間も無く、詰め寄られた。

「や」
「どうして居るのに出ないんですかっ?!」
「え゛」

 なんだ、この返事する隙も無い弾丸の様なクレーム……

「居留守とかですか?!どうしてそんなひどいことするの!」
「ちょ」
「なんで、避けてるの?会わない様にしてるの?ずーっと、ここ来てませんよね?!」
「ま」
「会うと、いつも、泣いてるんだからっ……涙出さない様にしてるけどっ、泣いてるんだからっ!!!!」

 一気にまくし立て過ぎたのか、そこで一旦言葉を切って、はあはあ肩で息をしている。
 チャンスだ。やっと口が挟めそう。

「えーと…………姫ちゃん……?」
「なんですかっ!!!!」

 君、なんで、うちの前まで来れてるの?
 主玄関とエレベーター、誰に開けて貰ったの?

 内容以前に、そんな疑問が口から出そうになったんだけども。

「妃愛乃」

 聞く前に、後ろからぬっと誰かの気配と声がした。

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