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MILK&honey
第18章 俺も、毎日、泣いてんだけど……?!

「巧の妹は、お前が物真似芸人だと思ってたんだろ?
それが違うと分かって、ショック受けたんじゃねぇのか?」

「……へっ?」

 言われた事が飲み込めずに居たら、朔は姫ちゃんの方を見た。

「巧の妹は、光に恩返ししてぇと思ってんだよな?」

「うん。すごーくお世話になってるから、って」

 それを聞いた朔は、眉間にすごーく深い皺を寄せた。

「例えば、お前が寝てる間に、帰って来て……
洗濯をやり掛けて寝ちまったってのに気が付いて、代わりにやっといてやろうと思ったとしたら?」

「……え。」

「お前の衣装を見ちまったんじゃねぇのか?って事だよ」

「……っええええええええ?!」

 そんな事ぁ無ぇよ!!と言おうとして、言えなかった。

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