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MILK&honey
第24章 ずっと君を見ていたい

*
「……以上が、使い方……分かった?」
「うん。リモコン、防水なんだねー、すごーい」
風呂場までやって来た俺は。
裸んぼ過ぎて目のやり場に困るるりちゃんをとりあえずバスタオルで包み、風呂の使い方の説明をした。
裸にガーターとストッキング……見たいけど、今見たらぜってーダメなヤツだ。
まだ満杯には溜まってねーけど、シャワー浴びてる間に溜まるだろ。
「洗濯物有ったら、洗っとくけど?……洗って良ければ」
今回は、以前回した制服のブラウスとは、訳が違う。
洋服はともかく、下着……ブラジャーと、ガーターと、ガーターストッキングがっ……自分の衣装は仇の様にガラガラ回してっけど、るりちゃんのヤツは、それで良いのか分かんねーもんな。
「ありがと。スカートだけ、かーさんのと一緒に洗わせて貰ってもいい?……セーターは今日洗わなくて良いし、あとはお風呂で手洗いしちゃうから、脱水だけ使わせて欲しいの」
「手洗い?」
「うん……ワイヤー入ってるし、洗濯機だと痛むから」
へー……そうなんだ……未知の世界だ、「お風呂で手洗い」。
「さっすが、女の子だねー……丁寧だなー」
「かーさんのも、洗ってあげよっか?」
「……へっ?」
俺の……俺の何を洗うの、るりちゃんっ!?
まさか、俺のナニ……いやいやいやいやぜってー違うし!!!!
「かーさんの……ヒカリさんの紫のブラとガーターも、一緒に洗ってあげよっか?」
あ、下着ね!!
だよねー!!
そうだと思ってた!!
……でも。
俺の下着を、るりちゃんの手で……手洗い……?!
やっべーなんかキそうになった!
……危ね……滅相もねーよ!!!!
「大丈夫大丈夫っ!!気にしねーで、大丈夫だから!!あとで服だけ洗っとくね、早く入ってあったまってっ!!!!」
俺はるりちゃんを風呂場に押し込んで、そそくさとその場を後にした。

