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MILK&honey
第24章 ずっと君を見ていたい

「さっきのと別のカップが良いよね?……はい、これ」
「ん、ありがと……」
新しいカップを受け取ってちょうど良いとこに置いて、卵を持つ。
……おっぱいっつってもよ。
初めて触るおっぱいじゃねーだろーがよ。
さっき散々弄くっただろ。
中学生じゃねんだから、そんなに興奮してんじゃねーよ。
……と、言う説もあるが。
コンコン。
「ん!上手!」
一度触ってキスして舐めて吸ったおっぱいには、リアリティが有んだよ……!!
俺たちの間に何も無かった昨日までとは、違う。
背中に当たったおっぱいから連想されるもんが、違い過ぎる……!!
「で、そこで左右にー、パカッて」
左右にね、左右に当たっ……
パカッ。
「出来た!!かーさん、出来た!!」
「うん……ありがと、るりちゃんのおかげ……」
嬉しんだか、疲れたんだか。
とにかく、卵は二個割れた。
「これ、丼に入れるの?」
「あー、うん。……ここでさっきの凹みの意味が出て来んだよねー」
「あ!」
脱力から立ち直って、カップの卵を、そっと凹みに向かって注ぐ。
「落ちない!!乗ってる!」
「そー。だから、黄身が壊れてちゃダメなんだよなー」
慎重にお湯を掛けたら、ありがてー事にるりちゃんが蓋をしてくれた。
「よし!これで、三分待つ!」
のびすぎにならねー様に、タイマーをセットする。
「よし!三分、待つ!……っ」
教えて貰ったお礼と感謝に、ほんのちょっとだけ不埒を混ぜて。
俺の言ったことを復唱するるりちゃんを抱き寄せて、三分で終わる位のキスをした。

