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MILK&honey
第25章 「……最後まで、しよ?」
「下着……もっぺん元に戻してもい?」
「えっ?」
なに言ってるの?よく分からない……。
「すげー見たい。るりが白レース着てるとこ……!」
「……いいけど……」
なんで?
あったかシャツとかみたいに、ヒカリさんの衣装の参考にするため?
ヒカリさんは、紫だよね?
白いのも着てみたくなったとか?
……やっぱり、よく分からない……。
けど、なんか光の目がきらきら?……ぎらぎら?……してるし……。
それに、「初めて」が黒猫みたいな下着だったって記憶に残るより、白レースのブラとショーツのセットが残った方が、ありがたいかも……。
「……分かった。」
「えっ?!いいの?!」
光は、尻尾振ってるわんこみたいに嬉しそうになった。
「……でも、自分で着け直すのでも良い?」
いくら光がヒカリさんでも、脱がされるならともかく、着せて貰うなんて絶対無理っ。
「もちろんっ!!」
「……じゃあ、あっち向いてて?」
「うんっ!!」
光は大きく頷いて、背中を向けた。
ブラを着けようとしてる時に、両手で目隠しまでしているのに気付いて、吹き出しそうになって、堪えた。