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MILK&honey
第26章 ごめん、あとで一生分謝る
「……へっ?!?!」
………………びっくり。
まさかの……まさかの着衣エロのご要望……!
「だって、昨日よりすっごく、感じるから……このままの方が、いいのかなって……」
うううううう……!!
すげぇえええええ……すげーの来た、「すっごく感じる」っ……!!
録音したかった!!……もっかい言って、今のっ……!
「変態みたいって、思ってる……?」
……まずい。
俺がずっと内心一人祭りみてーになってて無言だったからか、もじもじが涙目になっている。
なんとかしなきゃ、二人の明るい未来の為にも!
「や……全然!……ぜんぜん、ふつー……?」
ふつーかどうかは、分かんねーけど。
俺的には今後も何度でもおねだりして欲しい、「着たままシよ?」って。んで、言って欲しい、「すっごく感じる」ってっ……!!
俺ぁ、細けー事は、気にしねーから。心のひろーい男だから、るりのお願いなら何でも聞いちゃう!!変態っぷりなら俺ぁ人のこと言えねーし!
スーツ着てたらヤル気になんなら、いつでも着ちゃうよ!るりの為だもん!!
「……着てたら、最後まで、やりにくい?」
「や、女を脱がせねーでそのままヤルよりゃだいぶマシ……あわわわ!!」
失言。
ウキウキしてたんで、誤魔化しが間に合わなかった。
るりは、もじもじじゃなくて、じとーっとした目で俺を睨んだ。
「……今の……聞かなかった事にしてあげる……」
「う゛」
あわわわ!
るりちゃん?!過去は、過去だから!!
今後は脱がさねーでヤル事になっても、相手は一生るりだけだから!!
「その代わり……」
お願い許して!!……って思ってたら、交換条件が呟かれた。
「……言うこと聞いて、着たまま抱いて。」