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MILK&honey
第26章 ごめん、あとで一生分謝る

「もっといっぱい、入れてもいいよ……?」

「え゛っ」

 ふうっと息を吐いて笑ってみせる、可愛い可愛い大事な女。

「我慢、してるよね……?平気だから、来て……」

「るりっ……」

 いじらしい。
 いじらしい分、滅茶苦茶にヤッちまいてー気持ちが何故か湧き上がって来る。
 ……どうどうどう。落ち着け、俺。
 この子とは、ずっと一緒に居てーんだよな?初っ端にぶち壊しちゃあ駄目だろうがよ。

「分かった……痛かったら、言ってな?……言えなかったら、左手上げて」

「……ばか……ぁ……!!」

 作り笑いに近かった無理した笑顔が、ふっと緩んだ隙を見て、腰を進めた。一番狭いとこを、無理矢理越す為だ。

「っ…………」

「ごめん、痛い?……痛かった?」

「すこしっ……んっ……」

「るり、息止めねーで……キツくなるから」

「うん……は……ふ……」

 一生懸命吸ったり吐いたりしてるるりに、キスして髪と頬っぺたを撫でる。

「……苦しい?」

「うぅんっ……あ……」

「ん……もーちょい……」

 るりん中、せっま……!かなり、キッツい。
 痛ぇくれーきゅうきゅうする事が有るって言ってたから、予想はしてたけど。
 このゴムがなきゃー、もうちっとなー……とか、非道な事を考える。

「……これで、全部。分かる?ほら」

「ふ……ぁん」

 入った証拠に入口を擦り付けると、じょりっとしたからか、びくっとした。

「……よしよし、頑張った。いーこ、いーこ」

 ぎゅっと抱き締めて、髪を撫でる。耳元にほっとした様な吐息がかかる。
 ……こーゆー時は、裸のがいーよなー……。

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