この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
借金のカタに妻を差し出しました
第1章 借金
朝8時と言われていたが、2人は7時前には出店していた。

昨夜、久しぶりに2人で過ごし、先の事は話さず、今までの苦労を労いあって疲れて寝てしまっていた。

店では、矢那の応援が2人いて、昨日の間にアルバイトのシフトも変更したとの事だった。

矢那の応援の働きぶりは出色でなんの不満も不安もなく、夫婦の出る幕も無いほどであった。

10時になると交代の応援がやって来て、その中に昨日の女もいた。

「おはようございます。」

女は元気の良い挨拶を和明と瑞樹にすると、続けて、

「あ、オーナーとは始めましてですね。私は矢那の所から参りました、大井綾と申します。応援の責任者を任されています。」

瑞樹は、昨日名前を聞くのを忘れていたことに気づき、謝罪すると、

「いえ、こちらこそ申し訳ございませんでした。昨日は、大変でしたから・・・。」

3人の間に少し沈黙が流れ、大井綾は続けた。

「でも、今日奥様をみて安心しました。昨日からは全然明るくなっていますよ。矢那も、お二人の健康のことを気にしていましたから、矢那に、いい報告が出来ます、これからよろしくお願いします。」

あらためて、挨拶をした大井綾は、矢那からの伝言を伝えた。

「今日の16時に、これからの事のお話があるとのことです。」

和明を遮り、瑞樹が先に質問をした。

「あの、矢那く・・・矢那さんが来るのでしょうか?」

和明も同じ事を聞こうとしていた。

「いえ、来るのはウチの顧問弁護士です。」
/42ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ