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少女は愛を歌う
第2章 奪われた身体
昼休みになると拓人は聖羅の前に来て

坂本「約束覚えてるよね」

『うん…』

拓人は聖羅の手を握り屋上へと向かう。

屋上に行くには階段を上らなくてはいけなかった。

坂本「先登って?」

『……え、あの、でも…その…』

下着を着けてないなんて口が裂けても言えなかった。

坂本「早く」

仕方なく聖羅は階段を登り、屋上のドアノブに手をかけると、




坂本「何で下着着けてないの?」

拓人が扉に手をつけ、聖羅の後ろから囁く。

『それは……』

坂本「趣味みたいなもん?朝から気づいていたけど」

『ちがっ…』

坂本「違くないでしょ…」

拓人は乱暴に扉を開け、聖羅を放す。

聖羅は地面に倒れ込み、スカートがめくれた状態だった。

坂本「マジでしてないんだ」

『あ…』

スカートがめくれていた事に気付き、慌てて隠すと

坂本「ダメだよ…隠しちゃ」

拓人によって手を掴まれてしまった。

『いやっ…』

坂本「今から、天国見せてあげるからさ」
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